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sfumita7
2021年10月25日読了時間: 3分
風景のモネ、人物のルノワール
印象派の画家であるモネとルノワールは長生きしたおかげで、パリに生まれた新しい絵画表現を世界的に知らしめた勝利の成果を晩年にたっぷり味わい、尊敬されるようになったのです。 若きモネたち、才能ある印象派画家が描く絵を当時、憤慨し嘲笑していた批評家たちは自分たちのいい加減さを証明...
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sfumita7
2021年10月24日読了時間: 3分
早分かり色彩の基礎【ヨハネス・イッテンの調和論】
ヨハネス・イッテン(スイス1888~1967) バウハウスで色彩論担当。 独自の12色の色相環上の位置関係での調和を提唱。 ポイント解説 1.人それぞれに調和と不調和の判断が異なる。 2.”調和のとれた”配色は、類似の彩度をもつ色、もしくは同じ明度に属する色から成り...
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sfumita7
2021年10月18日読了時間: 3分
人は誰でも絵は描ける ただし自分の見ている程度に描ける
『画家のパレットなぞ、何の意味もない。すべては眼できまる』 ピエール=オーギュスト・ルノワール 『ムーランド・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』 1876年 師匠から「君はなぜ描いているのだ」とかいった問いに対して「楽しいから」と答え、破門されたルノワールは、モンマルトルのカ...
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sfumita7
2021年10月14日読了時間: 2分
美の追求ではなかった古代エジプトの壁画
古代エジプト人がいかに賢い人間だったかを知る格言が、五千年前のパピルスに書かれている。 「賢いことばは緑の宝石より珍しい。しかしそれをひとは、石うすをひく貧しい少女の口からも聞くことができる。」 アートは人間(殉葬:命)の代用といった考え方...
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2021年10月13日読了時間: 7分
デッサン力
『聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ』 1499年 - 1500年頃 レオナルド・ダ・ヴィンチ デッサン力があるということは、絵の上手い下手の違いではなく情報を収集する力や伝達する能力、ものごとの構造を見極められることや構想している計画や企画を具体的に展開していく能力。...
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2021年10月10日読了時間: 14分
歴史に学ぶ 早わかり!絵の技法
古代壁画や絵巻物に学ぶ平面的な絵の技法 「映像の起源ともいえる壁画」 古代洞窟壁画(ショーヴェ)は、 壁際のたいまつの火が揺れるとでこぼこの壁面に描かれた動物の絵が動いているような錯覚を起こさせる。映像技術のアイデアをすでに古代人は発想していました。...
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sfumita7
2021年10月10日読了時間: 2分
絵だから伝えられる
視覚情報 皆さんが多用している“言語表現”は、日常的に使っている「言葉」の説明により、他者とイメージを共有しやすいという便利さがあります。 ただ、落とし穴として”思い込み“がじゃまをし「伝わったつもり、勘違いのまま」、あるいは両者の言葉の持つ意味の認識の違いで迷路に入り込み...
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2021年10月10日読了時間: 4分
才能は出会いで開花していく
出会った女性たちや周りの友人、ライバルたちによって ”天才ピカソの才能”も”独創的な作品”も造られていったといえる。 【名 前】 パブロ・ピカソ 【生まれ】 1881年10月25日(スペイン マラガ) 【死 亡】 1973年4月8日(フランス ムージャン)...
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2021年10月7日読了時間: 8分
転じることが成長
明日がくる限り、常に新しい自分を建立していく 誰かの出した答えを目指す必要はない。答えはいつも自分で創造していくもの。戦争の悲しみ、憎しみ、悔しさ、苦しさ…が表現された『ゲルニカ』。 ドイツ兵から「この絵を描いたのはお前か。」と聞かれた近代美術の巨匠ピカソは...
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2021年9月30日読了時間: 14分
平成藝大生日記
最後の秘境 東京藝術大学(美術学部)に在学中の創作日記 1995年 9月-10月 日仏現代美術交流「パリ展・開かれた扉」 バスティーユ パリ 人を越えようとした王様 その王は、臆病 必要でない力があり過ぎた 使いこなせる力の限界を越えたときから狂い始めた不運の人...
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2021年9月26日読了時間: 7分
人の心を動かす力
あなたは何者 あなたは、”学び”たいですか。人は、なぜ成長を望み、研究を続けるのでしょう。あなたは、何のために働くのですか。あなたにとって「学問」とは何ですか、あなたにとっての「仕事」とは何でしょう。 遠い昔、王に雇われる騎士や職人でも領土を借りて働く農民でもなく、自らの意...
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2021年9月23日読了時間: 15分
美意識をつぶやく
美意識は感覚的知性 「最も高貴な喜びとは、理解する喜びである」と語っていたレオナルド・ダ・ヴィンチは、「凡庸な人間は、注意散漫に眺め、聞くとはなしに聞き、感じることもなく触れ、味わうことなく食べ、体を意識せずに動き、香りに気づくことなく呼吸し、考えずに歩いている」と嘆き、あ...
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2021年9月17日読了時間: 1分
光に魅かれる
瞑想状態や何かに没頭している時に前頭葉のΘ波の数値が上がるようですが"好き”や懐かしさ、心地よく感じる光の影響、心が揺さぶられることは具体的なデータにしにくい。 光の芸術と言われる西洋絵画の明暗表現が、観る人の心を高揚させ感動させるで”光”も似たような効果を引き出すのでしょ...
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2021年9月13日読了時間: 16分
何度も思い出すこと
『モルトフォンテーヌの思い出』1864年 カミーユ・コロー ハーモニカ 「お父さん、ハーモニカって、どうやるの?」と中1の息子。 最近は学校で吹かないらしい。 「息を出したり、吸ったりしながら」と説明をしながら ふっと、二十数年前に憧れて買ったハーモニカを思い出したので...
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2021年9月2日読了時間: 2分
開放された気持ち
日本でも人気のある印象派の画家たち、ゴッホやゴーギャン、モネ、マネ、ロートレック、モジリアニ…彼らの描く絵は、なぜ人々の心を打つのでしょう。 それは情熱や才能がありながらも評価されなかったり、マイノリティーだったり、生き方が不器用だったり、貧困だったりとどこか報われない切な...
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sfumita7
2021年8月30日読了時間: 6分
求められる美意識
美意識が生まれる条件 いつの時代も思い込みによる閉塞感が、人を不安にしていきます。新しい時代に合わない古い風習や習慣で、人の心(感じ方・考え方)がしぼんでいかないように常に新鮮な情報を発信して、次世代に開放感を与えてくれる美意識がどの時代も求められ続けてきたのです。...
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sfumita7
2021年8月30日読了時間: 4分
ちょっとだけアートリテラシ―
アートとは 昨今、アートが教養や教育だけではなく、創造性や美意識、アート思考などこれまでとは違った視点でビジネスマンにも注目され見直されていますが、そもそもアートって何?でしょう。アートは、美術館や美術の教科書に載っていた画家や彫刻家がつくった芸術作品?でしょうか??...
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sfumita7
2021年8月23日読了時間: 2分
人も自然の一部
自然の存在 気配を感じて 「富士山がいた!!」と、 思わず撮りました。 『富士山』 自然の存在を感じていないということは、直観が鈍くなっているといえます。 郷里の鹿児島は強い日差し、台風の影響、桜島の噴火といった自然の存在感が大きい。鹿児島の人だけではないが、自然...
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sfumita7
2021年8月21日読了時間: 15分
なぜ「創造性」を求められるのか
庶民に支持されたロマン主義の画家ドラクロワ 「アート=感性」といった印象をもっている人がいますが、サイエンスと同様にアートも制作意図やその時代に求められ生まれた理由があります。また、その国の文化や国民性がアートに使われる技法や表現方法に影響しています。...
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sfumita7
2021年8月21日読了時間: 4分
アートと社会
『落穂拾い』1857年 ジャン=フランソワ・ミレー アートとビジネス 「アートとビジネス」は無関係で別物だと思い込んでいる人が多いと思われます。まずは「アートとは?」といった何だか得体のしれないものからではなく、「仕事とは?」といったことから見直してみましょう。...
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