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『自分を越えていけば、上等』

執筆者の写真: sfumita7sfumita7

更新日:2024年1月29日



一日、何かやりたかったことを一つでもできれば、それで上等

「今日はこれができたから、それでいい」

「明日は、これだけやればいい」

いっぺんにたくさんできることが偉いわけではない。

一つ一つ、実現していくことが大事。



劣等感を感じたら何も考えないですぐにぼ~とする。一度寝た後、自分のいいところを思い出して見直す。劣等感を感じると空しくて悔しくて、辛いものですが、そんな対象が具体的に存在しているほど 競って無理して乗り越える必要はなく、自分にできることをよく見直してみる機会にすればいい。


人と比べるより、これまでの自心と今の自心を比べる。

誰かに勝つために生きるのではなく、自心に勝つことが大切なことをつくづく思い返す。

勝つためにがんばるのではなく、新鮮なことに一つでも気づくこと。

今の自分が前よりも心が開いて、少しでも前を見れたら褒めてあげる。



できるようになると、できなかった頃の気持ちが分からなくなる。

できていないことは意識するが、できていることには意識しなくなる。

できていることを意識したほうが、今の自分を活かせる。

いつでも主人公であれ!


富嶽三十六景『凱風快晴』 1832年  葛飾北斎



周りの人より勝ことがいいと思い込み、

また劣っているから駄目だと思い込み、

ついつい人と比べて辛くなってしまうが、

比べないように意識したら自分らしさに気づき楽になる。

自分のことを知り、少しでも磨き続ければ上等。



誰かの出した答えを目指す必要はない。

答えはいつも自分で創造していくもの。

戦争の悲しみ、憎しみ、悔しさ、苦しさ…が表現された『ゲルニカ』

ドイツ兵から「この絵を描いたのはお前か。」

と聞かれた近代美術の巨匠パブロ・ピカソは

「この絵を描いたのは、あなたたちだ。」と答えた。



           『ゲルニカ』1937年 パブロ・ピカソ



どんな発見、発明、名作、大作も

一人の”つぶやき””ラクガキ”から生まれてきた。

強引にひねり出したアイデアや才能、高度な技術が先ではなく

些細な気づき、思いから 画期的な創造がはじまる。

創造性を高めるためにボ~っと過ごす、ゆったりした時間が大切。




物も事も人によって価値が違う。

「こんなことしかできない。こんなものしかもっていない。」

といった自分の勝手な思い込みで価値を下げている。

好きなこと、楽しんでいたこと、続けてやってきたことの価値は

自分が考えている以上に高い。



好きなこと、好きなもの、好きな人から本質や真実を体感していく。

そんな時間を過ごすほどに感覚が磨かれ、感受性が高まっていく。



好きなことが才能。

続けられることが実力。

癖は魅力。

磨かれた感覚が、幸せを見つける力になる。

誰もがやっていること、できることでも

自分らしい新鮮な組み合わせで相対性を実感し充実した時間を過ごせる。

自分という人間は自分だけ。




道端の草木や石ころに心を引かれる人もいる。

好きなことで楽しむと感覚は磨かれていく。

「そんなことで」

その人によって心が揺さぶられるものは違う。

幸せは、頭で考えるものではなく心と体で感じるもの。

五感を意識して使うと気分がいい。



楽しいことが才能。

継続すること、継続してしまうことが重要で、何よりも説得力がある。

目的意識ではなく、そうしたいからしてしまうこと、

自分を突き動かしている「欲求・衝動」を与えられたものだと考えると

寸暇を惜しんでやってしまう好きなこと楽しいことが才能。



「嬉しい、楽しいは、絶対的に正しい」

感覚的知性を磨くことになる。

人工知能が、まだ人からほど遠いのは

「楽しいからやる」

「嬉しいからやってしまう」

「誰かが喜ぶからやる」といった感覚。

生き物として大事なこと。

だから誰かが喜ぶから、自分も喜ぶから、楽しいこと嬉しいといった感覚を見直す。



何か才能や技術がないと

創作、表現をすることが出来ないと勘違いをしている方がたくさんいる。

絵にしても小説にしても遊びにしても大切なのは

突き動かす衝動であり、

その衝動を誰かに伝えたいという欲求があること。



あれこれできないといった思い込み。

先のことを漠然と考えると不安になる。

できる、できないを考える前にやれることから始める。

続けていれば、理想とするビジョンへの筋道がみえてくる。

一日一日、真っ当に生きている実感が未来の希望になっていく。

毎日の意図の繰り返しで、成長していく。


   富嶽三十六景『神奈川沖浪裏』 1831-33年(天保2-4年)頃  葛飾北斎



息詰まったら

全く違うことに切り替えることで、脳が解放される。

次々と新しい視点で美術作品を生み出した近代美術の巨匠パブロ・ピカソのアトリエには、いつも表現手段の違う絵画、彫刻、陶芸など制作途中の作品が並べられていた。

一つの制作に執着しないことで、

いつも新鮮な目でそれぞれに集中できていた。




幸せ

幸せは、なりたくてなるものではない。

幸せは、感じるもの。

同じ状況なのに幸せを感じる人とそうでない人との違いは、

幸せを感じとる感覚が磨かれていないから、幸せだと感じない。

幸せを感じる感覚は、何かに打ち込むことで磨かれる。




がんばらなくていい、

新しく取り込む情報は一歩一歩、

たまに立ち止まりながらも少しずつ前進さえすればいいのです。

これまで選択してきたもの、すでに身につけていることを見直して、

これまでとは視点を変えた新鮮な組み合わせで

十分に使いこなしていけば、

他にはマネできないものに成長していきます。




 
 
 

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